「高額医療費(限度額適用認定証)」の詳細を知ろう
2016/12/10
今日は退院の日。
その時起こった「驚きの事実」
知っていれば、今日退院してなかったかもしれない。
「高額医療費(限度額適用認定証)」の「勘違い勘違いしやすい部分」を記事とします。
「高額医療費(限度額適用認定証)」
ひと月の間に支払った医療費が高額になった場合、自己負担の上限以上が還元される制度。
凄く簡単にいうと、一般的な年収の方だったら、ひと月に約8万円超す医療費を払った場合、申請すれば返金される制度。
【例】
標準報酬月額28万円~50万円の場合、以下の式が自己負担限度額
80,100円+(総医療費-267,000円)×1%
○9万円支払った場合(3割負担)
80,100円+(300,000[*]-267,000円)×1%
⇒80,430円が自己負担額。1万くらいは手元に戻ってくる。
*9万支払は3割負担なので、10割の総医療費は30万
当然、「ひと月の間に払った医療費」になるので「ひと月の合算」と考えがちです。
これが、ちょっと違っていました。
まず、「入院」と「外来」は、分けて考えるそうです。
それぞれ、21,000円を超えた金額の合算で計算します。
そう、単純に「入院」「外来」の合算ではないのです。
自分の場合は、以下の通りでした。
○入院費:21,000円以上でかつ80,000以上
×外来費:10,000円程度(まだこれからですが、検査費はこのくらいとのこと)
入院費は「高額医療費」の対象。
しかし、外来費は21,000超えてないので、通常の3割負担のみ。
ただし、同月に追加で外来費用かかり、21,000円硫黄払った場合は合算可能です。
今回の自分の場合、先生には退院して別で検査しますか?それとも最後まで入院してやっちゃいますか?という選択を迫られました。
自分的には問題ないなら退院してしまった方が良いだろうと「退院」を選択。
かつ、高額医療費は「ひと月の合算だから」と勝手な解釈で、これ以上は費用かからないだろうと考えていました。
経済面でいうと、そのまま入院して検査まで受けてしまった方が良かったみたいです。
医療保険は入院日数で戻りが計算されるので、断然、入院していた方が負担が軽かったですしね。
気が付いたのが退院間際で後の祭りでしたが、医療保険入っている方は、身体が問題なくても検査等があるなら最後まで入院していた方が負担は軽いという結果でした。
うーん、この辺は深いですね。
知ってないと、ほんと損します。
知ってる人には、当たり前の知識でした。
【参考サイト】
医療費と性病・がん検査キットのことを女性が教えます。
全国健康保険組合
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3030/r150