今回は、日曜日の1日を、ドラクエ戦闘方式でお伝えする。
7:00電源ON
・1rd「埼京線」
(ちゃららら〜ん!!)
「朝帰りの飲み屋のねえちゃん」が現れた!!
otataは「寝たふり」をしている。
「朝帰りの飲み屋のねえちゃん」の攻撃。
微妙に股が開いた。ちらリズム攻撃!!
(ドカ!!)
otataは頭がくらくらしている。
otataは、別の車両に逃げ出した。
(ドタタタタタ...)
・2rd「小田急線」
(ちゃららら〜ん!!)
「新婚直前のカップル」が現れた!!
otataはぼんやりしている。
「新婚直前のカップル」の攻撃!!
二人は見詰め合って、手を取り合い、旅行雑誌を見ている。
その目は希望に満ちている。
otataは、ほんのりと新婚時代を思い出す。
「あのころは良かったな〜...」
otataはそのまま眠りについた。
(いい夢見ろよ!!)
・3rd「町田のとある小学校」
(ちゃららら〜ん!!)
バレーボールの試合(第一セット)が始まった。
「otata」と「abeさん」の決まらないスパイクが中を飛ぶ。
ラリーが続き、メンバー全員の体力をそぎ落とす!!
メンバー全員、1セット目で体力8割消耗!!
・4rd「とある団地の木陰」
(ちゃららら〜ん!!)
飲み会が始まった!!
猛暑のため、メンバー全員あっとゆうまにビールは終了。
「アイスボックス(グレープフルーツ味)」にワインが注がれる!!
「10年物のシャンパン」が配られる!!
すべて飲み干す。
otataは空のコップに焼酎をそそぐ。
その後手渡されたものは....コーヒー牛乳!!
「コーヒー牛乳・焼酎割り」が配られた!!
otata、痛恨の一撃!!
ろれつが回らない!!
・5rd「良くわからんカラオケスナック」
「ishidaさん」、「カラオケ行くぞ!!」
一声で、残ったメンバーカラオケスナックに...
(ちゃららら〜ん!!)
「カラオケスナックのママ」が現れた!!
「踊って来い!!」と「kasaharaさん」にいわれて、otata、踊れもしないのに
「スナックママ」と踊ることに...
otata、微妙に「おばちゃんキラー光線」放出か?
実は、両方とも踊れない!!
「スナックママ」、突然otataに抱きついた。
otata、痛恨の一撃!!(ドカカカカ!!)
再び「スナックママ」がotataに抱きついた。
その行動に、otataついていけない。
otata、痛恨の一撃!!(ドカカカカ!!)
もう、立ち上がれない...
・6rd「新宿小田急箱根そば」
腹が減った。そばでも食うか?
自動販売機の前に立つ。
(ちゃららら〜ん!!)
後ろに親父が現れた!!
自販機で、いつものメニューを探す。「天ぷらそば390円」
(町田駅では、「天ぷらそば350円」だ!!)
otataは考えた、考えた、考えた....の見すぎて思考がまとまらない!!
後ろの親父がイラついている...
otata、350円のそばを押す。(出てきたのは、たぬきそば)。
・7rd「新宿小田急箱根そば2」
(ちゃららら〜ん!!)
「たぬきそば」が現れた!!
「七味唐辛子」をかける、かける、かける...少量しか出ない!!
思いっきり、かける!!
「七味唐辛子」の攻撃!!
一気に、中身がそばに降りかかる。
「たぬきそば」→「七味そば」に進化!!
からい、からい、からすぎる。残すのはもったいない。
・・・・・しばらく格闘・・・・・
最後のスープを飲み干す。
明日の朝、けつあっちい状態決定!!
・ファイナルラウンド「ラスボス(かあちゃん)」
自宅の鍵を開ける。
「た、ただいま...」
「お帰り!!!!!!」
(ちゃららら〜ん!!)
「otata最大の敵、かあちゃん」が現れた!!
「遅かったね」
「ああ...」
濁して、風呂に直行する。
頭が痛い。これ以上、かあちゃんと話すことは無理だ。
(ごめんかあちゃん、俺先に寝るわ...)
otataは、風呂を上がると寝床に直行!!
「お先に」攻撃。
otataは3Fの寝床に走り去った。
※BATエンディング!!
※abeさん、ishidaさん、kasaharaさん、ネタに使ってごめんなさい!!
友達よこれが私の、週末の私生活です。
チュラチュラチュラチュラチュラチュララ....
(ロシア民謡、一週間から...)
連載といっていいのか良くわからないが、本日で検査シリーズ終了です。
最後は、一番きつかった「大腸陰影検査」。
癌などの早期発見で使われる検査らしいが、私の場合、大腸にある「憩室」がどの程度あるかの検査ということで、この検査を受けるように言われた。
「大腸憩室」とは、日本人の10人に3人くらいの割合であるらしい。
どんなものかというと、大腸のところどころに、小さい穴がある場合がある。
そこに何かが詰まり炎症を起こしたものが、「大腸憩室炎」。
発生する原因は、解明されていないらしい。
突発的に発生するもので、私の場合、2年ほど前にやられて、1週間ほど入院させられた。
先月も、軽い炎症を起こし、入院までは行かなかったが、自宅療養5日となってしまった。
で、検査の話に戻るが、どんな検査かというと、
「ケツからバリュームを入れ込んで、レントゲンを撮る」
検査だ。
はじめ聞いたとき、背筋がぞっとした。
でも、今後のこともあるので、検査だけは受けることにしたのだ。
この検査、検査日1日前から準備が必要となる。
前日の夜、決まった時間に3回ほど下剤を飲む。
液体のものと、錠剤と、いろいろあり、飲む時間も決まっている。
私は、この検査の前日、福島県の会津に出張だった。
出張帰りの楽しみといえば、電車ビール。
いつもなら、しこたまビールを買い込んで飲んで帰るのだが、この日は検査前日ということで、残念ながら酒・ツマミは一切禁止。
その代わり、時間通りに液体の下剤を飲むことになっていた。
一緒にいた先輩は、ビールを、私は下剤のボトルで、とりあえず乾杯!!
しかし、下剤は恐ろしくまずかった...
そして検査日当日。
時間通りに病院に行き待合室で待たされる。
時間になっても、なかなか呼ばれない。
そのとき、看護婦さんから声をかけられた。
「ごめんね。前の人が気持ち悪くなってしまって、まだ準備ができてないので、猛ちょっと待ってね。」
そんなにきつい検査なのか?
なんか、不安になってきた。
そして、レントゲン室に呼ばれてた。
レントゲン検査なので、検査着に着替えさせられる。
そのパンツは、お知りの部分が開いていた。
一時期、Tバックというものが流行ったが、このパンツは、Oバックとでもいうのだろうか?
私が着たのでは、まったくセクシーに見えず、逆に情けない。
そして、レントゲンのベットに横たわる。
看護婦さんがこちらに来て、話かける。
「じゃ、バリュームを入れる管をおしりに挿入しますので、向こう向いてください。それと、挿入後は、あまり力入れないでくださいね。抜けちゃいますから。」
なんか、やな会話。
おまけに看護婦さん、結構若くてきれいだし...恥ずかしい...
そんな気分もつかの間、看護婦さんはとっととケツに管を入れる。
(ぐさ!!)
(はう!!)
何か、大事なものを失った感じがした。
しかし、管を入れられただけで、結構痛い。
おまけに、ちょっとでも力を入れると抜けてしまいそうだ。
そして、看護婦さんが退場すると、レントゲンの操縦士がマイクを使って話しかける。
「じゃ、これから始めます。まず、バリュームを入れていきます。その後、空気も入れていきますので、辛いでしょうが我慢してください。なお、管が外れないように気をつけてください。リラックスして、あまりおしりに力を入れないようにしてもらえば大丈夫だと思います。じゃ、よろしいですか?」
すでに私は涙目。
痛くて声も出ず、こっくりとうなずくのが精一杯。
その瞬間!!
「ぶぶぶぶぶぶ---」(バリューム挿入中)
(No-----!!)
つめたい、何かがケツから入ってくる。
(気持ち悪い!!)
あの感覚を思い出しただけで、ケツに力が入ってしまう。
かなりの量が、入ってくる。
(簡便してくれーーーー!!)
「じゃ、次に空気入れます。我慢してください。」
「ぶーーーーーーーん、ぶーーーーーーん」(空気挿入中)
(No-----------------------------!!)
腹の下が膨れまくっている。
これは、バリュームの気持ち悪さの5倍くらい気持ち悪い。
(もう、やめてくれーーーーー!!)
すでに、ギブアップ状態。
しかし、ベットをタップしても、試合終了にはならない。
その後、胃のレントゲン検査同様、ベットが縦横無尽に動きまわり、右・左・回転など、いろんな動きをさせられる。
胃の検査と違うのは、ケツに管を入れられていることだ。
3回転くらいすると、管が足に絡みつく。
「はい、管が巻きついたので、解いてください。」
無理。ちょっとでも足を広げれば、管が抜ける。
管が抜けたら、その瞬間、バリュームっが飛び出すに違いない。
小刻みに首を振るが、レントゲン操作士には何も見えていないようだ。
そして、動いては「ぶぶぶぶ」。動いては「ぶーーーん、ぶーーーん」と、途中でもバリューム&空気を入れ込まれ、さらに気持ち悪いことになる。
そんなことを5分間ほど繰り返して、やっと終了。
看護婦さんが、
「はい、終了。じゃ、管を抜きますね。」
「い、いや、ちょっとま...」
っといい終わる前に、管をあっさり抜かれる。
抜かれた瞬間、ケツに力を入れて、バリューム放出を避ける。
しかし、ちょっぴり出てしまった。
本当に情けない...
「じゃ、トイレはすぐそこにありますので、バリュームを排出してください。終わった後、トイレは2回以上流してくださいね。バリュームが流れきらないと詰まってしまいますので...」
レントゲン室のすぐ隣に、トイレがある。
速攻で駆け込み、踏ん張る。
そして、検査終了後、バリュームをもらって、おしりに違和感を覚えながら帰宅した。
いや〜、この「大腸陰影検査」。もう、二度とやりたくないです。
後からいろいろ調べてみたら、確かにこの検査で癌などの発見をできるそうだが、最近は、大腸内視鏡を行ったほうが確実らしく、「大腸陰影検査」からの移行が進んでいるらしい。
しかし、この大腸内視鏡も、かなりきつい検査らしく、熟練度が高い医者でないと、かなりの痛みがあるといっていた。
とにかく、大腸がらみの病気は気をつけたほうが良い。
楽な検査は、ありそうにないからだ。
皆さんも、健康には注意しましょう。
さて、病院での検査のことについての第二段です。
今日は、昨日行った「胃レントゲン」です。
この検査は、会社の健康診断等でも行うことが多いので、受けた方は多いと思います。
私の会社では、若い社員は肺のレントゲンだけしか取らないのですが、35歳を過ぎると、胃のレントゲン、心電図検査が入ってきます。
とうとう、その年齢に達してしまい、昨日受けてきました。
私自身、胃のレントゲン検査は何度か受けておりますので、辛い検査ではないと思っています。
この検査で辛いのは、
・炭酸を飲み込んだ後、ゲップを我慢する。
・バリュームをやたらと飲ませられる。
・下剤で検査後大変なことに...
の3点です。
まずゲップなんですが、昔、ドリフターズがバリュームを飲んだ後にゲップして、もう一度バリュームを飲まされるコントがありましたが、あのゲップは、バリュームのために発生するものではありません。
炭酸をのまされるので、ゲップが出るのです。
あのゲップを、本当に我慢できる人がいるのか疑問です。
私は無理なので、半分ゲップしてしまいます。
我慢できる限界まで吐き出して、残りを我慢して検査を受けます。
それで文句を言われたことはないです。
で、今回も半分くらい事前にゲップ。(気が付かれないように)
そして検査開始。
バリュームを飲む。飲む。飲む。
最近のバリュームは、昔に比べれば結構飲みやすい。
なんか、ヨーグルトっぽい感じで、素直に飲むことができた。
昔は、なんか粉っぽいような、なんともいえない味で、飲み干すのがとてもきつかったのを覚えている。
で、検査開始。
ベットがいろんな方向に倒れ、マイクでいろいろ指示される。
「右向いて。仰向けになって。うつぶせになって。そこでとまって。3回っ右に回って...」
などと、犬のように指示される。
10分くらい、いろんな動きをさせられ、何とか無事終了。
下剤を渡され、すぐに飲み干す。
さあ、ここからが第三ラウンド。
もともと便通はいいほうなので、あっと言う間に効果が現れる。
検査2時間後、トイレにこもりっきりに...
おまけに、会社の事務所のトイレは、流れが悪いので、何度流してもバリューム色の便が流れてくれない。
とんでもない状態だ。
その日1日は、ずっと下痢しっぱなし。
そういえば、昔テレビでこんな実験をして放映をしていた。
バリューム(白)とイカ墨スパゲティを一緒に食べたら、どんな排便が出てくるか?
かなり興味部ぶかい実験?だった。
結果はというと、「灰色」では無く、「白」でも無く、「黒」でもない。
テレビには映せなかったが、イラストで紹介された。
なんと、白い排便に黒い点がぶつぶつと混在した形で排出された。
巣荻ですね、イカ墨。
その存在間は、すばらしい。
以上、食事中にはとても話せない内容でした。
さて、明日は、私が受けた最悪な検査。
「大腸陰影検査」
を紹介します。
この検査は、最悪。
もう、思い出しただけで、尻の穴がしまる。
では、明日もご期待ください。
最近、ブログをサボっている。
どうも、最近無気力だ。
なぜ無気力なのか良くわからないが、とにかく、最近無気力。
プロジェクトが火噴いたときのほうが、生き生きしているようにも思える。
そんな方法で気力を戻すようなことはしたくないですけどね。
さて、そんな無気力な状態になると、体のどこかに以上をきたす。
そう、プロジェクトの終わりごろが一番危ない。
これまで3度ほどやられた経験がある。
・盲腸(軽め)
・食道炎
・憩室炎
その中で「食道炎」「憩室炎」の検査はきつかった。
明日は、35歳になったので、胃のレントゲン検査がある。
それを含めて、検査内容を3回連続でお伝えしようと思う。
今回は、食道炎で飲み込まされた「内視鏡」の話。
あるプロジェクトの会議中、妙に胸に違和感を覚えた。
その会議は2〜3時間ほど続いていたと思う。
その間、胸の違和感が痛みに変わってきて、顔が青くなってくる。
辛い、たまらなく辛い。
会議終了後、気分が優れなかったので、早めに帰宅させていただいた。
そのときは「飯でも食えば直るだろう」と高をくくっていたが、
飯を食えば、のどの奥がものすごく痛い。
食えない。じゃ、寝ればOKだということで、そのまま寝てしまった。
次の日、実家に帰る。
実家に帰っても、痛みが治まることはない。
しょうがなく、自治医大病院へ。
でかい病院なら、何とかしてくれると思ったが、ろくに調べずに食道の炎症を抑える薬を大量に渡されて終了。
医者が言うには、予約を入れないと内視鏡検査はできないということだった。
1週間たって直らない場合は、もう一度来いといわれた。
何回かその薬を飲んだが、全然痛みが治まらない。
そして、母親の採集判断。
「消化器系の町医者でいいところがある。」
といって、すぐに電話していくことになった。
あまり気が進まなかったが、とりあえず行くことに...
いって、問診を受けたところ、
「こりゃ、食道になんかあるな〜」
「最後に食った飯は?」
(キタ----------!!)
「朝、うどんを食いました。」
「それじゃ、飲めないな〜。じゃ、明後日にでも1日飯食わないで来てくれるか?」
(ヤハリ、ナンカノマサレル...)
「自宅が浦和なもので、明日帰らなければならないのです。」
「う〜ん......」
さらに、問診を続ける。
すると、突然!!
「おい、内視鏡準備して!!バケツもってこい。バケツ!!」
「多少、吐いたっていいや。中見るぞ!!」
(ヤッパ、キタ----------!!)
「はい、otataさん、こっち来てね。」
年配の看護婦さんに廊下に連れて行かれる。
いきなりのことで、気が動転している。
すると、さっきの年配の看護婦さんが、何か持ってきた。
ビンの中に、水あめみたいなものが入っている。
それを、スプーンで練りまわしながらこちらに向かってくる。
やな予感....
「じゃ、これ口に含んでください。」
「できるだけ、奥のほうでためておいてくださいね。」
「あんえうあ、ほへ?」(なんですか、これ?)
「ああ、麻酔ですよ、麻酔。飲み込まないで、できるだけ長い間口に入れておいてくださいね。そうしないと....」
そうしないと、どうなるのか?
それより、なんで言葉が通じたのか良くわからん...
そして5分くらいたったあと、別室につれてこられた。
そこには、良くわからん縦型の機械(ブレードサーバーみたい)がおいてあり、その横に手術用のベットが置いてある。
そこに、横向きで寝かせられる。
横になった私の前には、モニタと、先生が黒くて長いものをいじっている。
有機質ではない。無機質の機械だ。間違いないように。
そして、
「では行くぞ。朝食ったうどんが飛び出るから、バケツを用意しておけ!!」
(それは余計なお世話ですよ、先生...)
「3、2、1、はい、飲み込んで。」
飲み込めっていったって、何か喉の奥に突っ込まれて、どうすればよいかわからん。
「つば飲むんだよ。つば!!」
(ごっくん)
(おごっ!!)
「よし、入ったぞ。うどん、気をつけろ!!」
(だから、それはいいって...)
とりあえず、なんか飲み込んだ。
飲んでも飲んでも、飲み込み終えないので、きつい。
モニタを見ると、良く教育テレビで見た、内視鏡の映像が移っている。
結構、きれいジャン!!
先生が、何か専門用語でなにやら言っている。
私は、モニタを見ながら、苦痛に耐える。
モニタを見ていると、何か、変なところがあることに気がついた。
「ああ、これだこれだ。見事に炎症起こしてるな。」
「とりあえず、癌検査の細胞を取っておこう。」
モニタを見ていると、カメラの下のほうから変な管が伸びた。
「それ!!」
その管がグッと伸びたと思ったら、炎症が起こっているところをつままれた。
(ギューーーーー)
と、ものすごい痛み!!
「おごごごご!!」
「ほら、うどんが出るぞ、うどん!!気をつけろ!!」
ち、ちがう、痛いんだって。
うどんは出ないですよ。
その動作を何回やったのだろうか?
5〜6回やったと思う。
辛い、本当に辛い。もうやだ。早く内視鏡を抜いてくれ〜
「じゃ、このまま胃の方もいってみよう。」
さらに内視鏡を突っ込まれる。
その間、ずっと無意味な飲み込み作業を繰り返し無意識に行われる。
本当に辛い。
その間、先生は楽しそうだ。
「さあ、胃に到着!!おっ!!うどんだ、うどん!!」
先生、うどんを見て大喜びか?
確かにモニタには、消化中のうどんが映し出されている。
「あががががが...おご!!」(おお、うどんだ、おご!!)
「ん?吐くか?」
いや、吐きはしませんよ。
先生、本当に楽しそうだ。
「さあ、最後の最後、十二指腸だ!!」
ここまでくると、痛いとか辛いとかそんなもんじゃない。
それをすべて感じ、プラス気持ち悪さが気分を損なう。
「おおおおえええ、おおおおえええ!!」(もういい、もういい)
手を振りながら、必死に訴えるが、先生見てみぬ振り。
「やっぱ、胃は大丈夫そうだな。」
「じゃ、抜くぞ!!」
た、助かった...
モニタの景色は、広い胃を後にし、食道を後ずさっていく。
その途中、先ほど通ってきたときにあった炎症の箇所に到着。
「サンプル、もう一つ採取!!」
「おごっ!!」
最後の最後まで、辛い思いをさせられた。
そして、内視鏡が抜ける瞬間!!
「おい、うどんに気をつけろ!!」
(またそれですか...しつこい!!)
そして、内視鏡が抜けた。
しかし、うどんは出てこなかった。
「ちっ!!」
なんだ、その舌打ちは!!
そして、検査は終わった。
結局、食道炎ということで、飲み薬をもらって帰ることにした。
最後に、
「原因はなんですか?」
と聞いたところ、
「なんか熱いもの食ったか、酒だろ?痛みが出てきた前の日にでも、酒のんだんだろ。」
「いや、軽く飲んだだけですよ。熱いといえば、ケンタッキーフライドチキンかな?」
「そんなわけ無いだろ!!そんなんで、あんな炎症は起きない。油でも飲まなきゃな。」
「なに飲んだ?ウイスキーか?ウオッカか?日本酒か?」
「サ、サワーをちょっと...」
「サワーでこんなんなるか!!相当度が強くなけりゃ、こんなにはならんぞ!!」
(もう、隠し通すことは無理か...)
「すいません。割るものが無かったので、焼酎をロックで...ジョッキ1杯ほど飲みました...」(酒飲まなけりゃ、やってられなかったときなので...)
「そら、みろ。かくしたって無駄なんだから、はじめから正直に言いなさい。」
教訓。
医者には、正直に答えましょう。
その後、炭酸が切れた後は、かあちゃんが飲ませてくれなくなったことは、いうまでもない。