人体のいろいろな検査1
最近、ブログをサボっている。
どうも、最近無気力だ。
なぜ無気力なのか良くわからないが、とにかく、最近無気力。
プロジェクトが火噴いたときのほうが、生き生きしているようにも思える。
そんな方法で気力を戻すようなことはしたくないですけどね。
さて、そんな無気力な状態になると、体のどこかに以上をきたす。
そう、プロジェクトの終わりごろが一番危ない。
これまで3度ほどやられた経験がある。
・盲腸(軽め)
・食道炎
・憩室炎
その中で「食道炎」「憩室炎」の検査はきつかった。
明日は、35歳になったので、胃のレントゲン検査がある。
それを含めて、検査内容を3回連続でお伝えしようと思う。
今回は、食道炎で飲み込まされた「内視鏡」の話。
あるプロジェクトの会議中、妙に胸に違和感を覚えた。
その会議は2〜3時間ほど続いていたと思う。
その間、胸の違和感が痛みに変わってきて、顔が青くなってくる。
辛い、たまらなく辛い。
会議終了後、気分が優れなかったので、早めに帰宅させていただいた。
そのときは「飯でも食えば直るだろう」と高をくくっていたが、
飯を食えば、のどの奥がものすごく痛い。
食えない。じゃ、寝ればOKだということで、そのまま寝てしまった。
次の日、実家に帰る。
実家に帰っても、痛みが治まることはない。
しょうがなく、自治医大病院へ。
でかい病院なら、何とかしてくれると思ったが、ろくに調べずに食道の炎症を抑える薬を大量に渡されて終了。
医者が言うには、予約を入れないと内視鏡検査はできないということだった。
1週間たって直らない場合は、もう一度来いといわれた。
何回かその薬を飲んだが、全然痛みが治まらない。
そして、母親の採集判断。
「消化器系の町医者でいいところがある。」
といって、すぐに電話していくことになった。
あまり気が進まなかったが、とりあえず行くことに...
いって、問診を受けたところ、
「こりゃ、食道になんかあるな〜」
「最後に食った飯は?」
(キタ----------!!)
「朝、うどんを食いました。」
「それじゃ、飲めないな〜。じゃ、明後日にでも1日飯食わないで来てくれるか?」
(ヤハリ、ナンカノマサレル...)
「自宅が浦和なもので、明日帰らなければならないのです。」
「う〜ん......」
さらに、問診を続ける。
すると、突然!!
「おい、内視鏡準備して!!バケツもってこい。バケツ!!」
「多少、吐いたっていいや。中見るぞ!!」
(ヤッパ、キタ----------!!)
「はい、otataさん、こっち来てね。」
年配の看護婦さんに廊下に連れて行かれる。
いきなりのことで、気が動転している。
すると、さっきの年配の看護婦さんが、何か持ってきた。
ビンの中に、水あめみたいなものが入っている。
それを、スプーンで練りまわしながらこちらに向かってくる。
やな予感....
「じゃ、これ口に含んでください。」
「できるだけ、奥のほうでためておいてくださいね。」
「あんえうあ、ほへ?」(なんですか、これ?)
「ああ、麻酔ですよ、麻酔。飲み込まないで、できるだけ長い間口に入れておいてくださいね。そうしないと....」
そうしないと、どうなるのか?
それより、なんで言葉が通じたのか良くわからん...
そして5分くらいたったあと、別室につれてこられた。
そこには、良くわからん縦型の機械(ブレードサーバーみたい)がおいてあり、その横に手術用のベットが置いてある。
そこに、横向きで寝かせられる。
横になった私の前には、モニタと、先生が黒くて長いものをいじっている。
有機質ではない。無機質の機械だ。間違いないように。
そして、
「では行くぞ。朝食ったうどんが飛び出るから、バケツを用意しておけ!!」
(それは余計なお世話ですよ、先生...)
「3、2、1、はい、飲み込んで。」
飲み込めっていったって、何か喉の奥に突っ込まれて、どうすればよいかわからん。
「つば飲むんだよ。つば!!」
(ごっくん)
(おごっ!!)
「よし、入ったぞ。うどん、気をつけろ!!」
(だから、それはいいって...)
とりあえず、なんか飲み込んだ。
飲んでも飲んでも、飲み込み終えないので、きつい。
モニタを見ると、良く教育テレビで見た、内視鏡の映像が移っている。
結構、きれいジャン!!
先生が、何か専門用語でなにやら言っている。
私は、モニタを見ながら、苦痛に耐える。
モニタを見ていると、何か、変なところがあることに気がついた。
「ああ、これだこれだ。見事に炎症起こしてるな。」
「とりあえず、癌検査の細胞を取っておこう。」
モニタを見ていると、カメラの下のほうから変な管が伸びた。
「それ!!」
その管がグッと伸びたと思ったら、炎症が起こっているところをつままれた。
(ギューーーーー)
と、ものすごい痛み!!
「おごごごご!!」
「ほら、うどんが出るぞ、うどん!!気をつけろ!!」
ち、ちがう、痛いんだって。
うどんは出ないですよ。
その動作を何回やったのだろうか?
5〜6回やったと思う。
辛い、本当に辛い。もうやだ。早く内視鏡を抜いてくれ〜
「じゃ、このまま胃の方もいってみよう。」
さらに内視鏡を突っ込まれる。
その間、ずっと無意味な飲み込み作業を繰り返し無意識に行われる。
本当に辛い。
その間、先生は楽しそうだ。
「さあ、胃に到着!!おっ!!うどんだ、うどん!!」
先生、うどんを見て大喜びか?
確かにモニタには、消化中のうどんが映し出されている。
「あががががが...おご!!」(おお、うどんだ、おご!!)
「ん?吐くか?」
いや、吐きはしませんよ。
先生、本当に楽しそうだ。
「さあ、最後の最後、十二指腸だ!!」
ここまでくると、痛いとか辛いとかそんなもんじゃない。
それをすべて感じ、プラス気持ち悪さが気分を損なう。
「おおおおえええ、おおおおえええ!!」(もういい、もういい)
手を振りながら、必死に訴えるが、先生見てみぬ振り。
「やっぱ、胃は大丈夫そうだな。」
「じゃ、抜くぞ!!」
た、助かった...
モニタの景色は、広い胃を後にし、食道を後ずさっていく。
その途中、先ほど通ってきたときにあった炎症の箇所に到着。
「サンプル、もう一つ採取!!」
「おごっ!!」
最後の最後まで、辛い思いをさせられた。
そして、内視鏡が抜ける瞬間!!
「おい、うどんに気をつけろ!!」
(またそれですか...しつこい!!)
そして、内視鏡が抜けた。
しかし、うどんは出てこなかった。
「ちっ!!」
なんだ、その舌打ちは!!
そして、検査は終わった。
結局、食道炎ということで、飲み薬をもらって帰ることにした。
最後に、
「原因はなんですか?」
と聞いたところ、
「なんか熱いもの食ったか、酒だろ?痛みが出てきた前の日にでも、酒のんだんだろ。」
「いや、軽く飲んだだけですよ。熱いといえば、ケンタッキーフライドチキンかな?」
「そんなわけ無いだろ!!そんなんで、あんな炎症は起きない。油でも飲まなきゃな。」
「なに飲んだ?ウイスキーか?ウオッカか?日本酒か?」
「サ、サワーをちょっと...」
「サワーでこんなんなるか!!相当度が強くなけりゃ、こんなにはならんぞ!!」
(もう、隠し通すことは無理か...)
「すいません。割るものが無かったので、焼酎をロックで...ジョッキ1杯ほど飲みました...」(酒飲まなけりゃ、やってられなかったときなので...)
「そら、みろ。かくしたって無駄なんだから、はじめから正直に言いなさい。」
教訓。
医者には、正直に答えましょう。
その後、炭酸が切れた後は、かあちゃんが飲ませてくれなくなったことは、いうまでもない。
どうも、最近無気力だ。
なぜ無気力なのか良くわからないが、とにかく、最近無気力。
プロジェクトが火噴いたときのほうが、生き生きしているようにも思える。
そんな方法で気力を戻すようなことはしたくないですけどね。
さて、そんな無気力な状態になると、体のどこかに以上をきたす。
そう、プロジェクトの終わりごろが一番危ない。
これまで3度ほどやられた経験がある。
・盲腸(軽め)
・食道炎
・憩室炎
その中で「食道炎」「憩室炎」の検査はきつかった。
明日は、35歳になったので、胃のレントゲン検査がある。
それを含めて、検査内容を3回連続でお伝えしようと思う。
今回は、食道炎で飲み込まされた「内視鏡」の話。
あるプロジェクトの会議中、妙に胸に違和感を覚えた。
その会議は2〜3時間ほど続いていたと思う。
その間、胸の違和感が痛みに変わってきて、顔が青くなってくる。
辛い、たまらなく辛い。
会議終了後、気分が優れなかったので、早めに帰宅させていただいた。
そのときは「飯でも食えば直るだろう」と高をくくっていたが、
飯を食えば、のどの奥がものすごく痛い。
食えない。じゃ、寝ればOKだということで、そのまま寝てしまった。
次の日、実家に帰る。
実家に帰っても、痛みが治まることはない。
しょうがなく、自治医大病院へ。
でかい病院なら、何とかしてくれると思ったが、ろくに調べずに食道の炎症を抑える薬を大量に渡されて終了。
医者が言うには、予約を入れないと内視鏡検査はできないということだった。
1週間たって直らない場合は、もう一度来いといわれた。
何回かその薬を飲んだが、全然痛みが治まらない。
そして、母親の採集判断。
「消化器系の町医者でいいところがある。」
といって、すぐに電話していくことになった。
あまり気が進まなかったが、とりあえず行くことに...
いって、問診を受けたところ、
「こりゃ、食道になんかあるな〜」
「最後に食った飯は?」
(キタ----------!!)
「朝、うどんを食いました。」
「それじゃ、飲めないな〜。じゃ、明後日にでも1日飯食わないで来てくれるか?」
(ヤハリ、ナンカノマサレル...)
「自宅が浦和なもので、明日帰らなければならないのです。」
「う〜ん......」
さらに、問診を続ける。
すると、突然!!
「おい、内視鏡準備して!!バケツもってこい。バケツ!!」
「多少、吐いたっていいや。中見るぞ!!」
(ヤッパ、キタ----------!!)
「はい、otataさん、こっち来てね。」
年配の看護婦さんに廊下に連れて行かれる。
いきなりのことで、気が動転している。
すると、さっきの年配の看護婦さんが、何か持ってきた。
ビンの中に、水あめみたいなものが入っている。
それを、スプーンで練りまわしながらこちらに向かってくる。
やな予感....
「じゃ、これ口に含んでください。」
「できるだけ、奥のほうでためておいてくださいね。」
「あんえうあ、ほへ?」(なんですか、これ?)
「ああ、麻酔ですよ、麻酔。飲み込まないで、できるだけ長い間口に入れておいてくださいね。そうしないと....」
そうしないと、どうなるのか?
それより、なんで言葉が通じたのか良くわからん...
そして5分くらいたったあと、別室につれてこられた。
そこには、良くわからん縦型の機械(ブレードサーバーみたい)がおいてあり、その横に手術用のベットが置いてある。
そこに、横向きで寝かせられる。
横になった私の前には、モニタと、先生が黒くて長いものをいじっている。
有機質ではない。無機質の機械だ。間違いないように。
そして、
「では行くぞ。朝食ったうどんが飛び出るから、バケツを用意しておけ!!」
(それは余計なお世話ですよ、先生...)
「3、2、1、はい、飲み込んで。」
飲み込めっていったって、何か喉の奥に突っ込まれて、どうすればよいかわからん。
「つば飲むんだよ。つば!!」
(ごっくん)
(おごっ!!)
「よし、入ったぞ。うどん、気をつけろ!!」
(だから、それはいいって...)
とりあえず、なんか飲み込んだ。
飲んでも飲んでも、飲み込み終えないので、きつい。
モニタを見ると、良く教育テレビで見た、内視鏡の映像が移っている。
結構、きれいジャン!!
先生が、何か専門用語でなにやら言っている。
私は、モニタを見ながら、苦痛に耐える。
モニタを見ていると、何か、変なところがあることに気がついた。
「ああ、これだこれだ。見事に炎症起こしてるな。」
「とりあえず、癌検査の細胞を取っておこう。」
モニタを見ていると、カメラの下のほうから変な管が伸びた。
「それ!!」
その管がグッと伸びたと思ったら、炎症が起こっているところをつままれた。
(ギューーーーー)
と、ものすごい痛み!!
「おごごごご!!」
「ほら、うどんが出るぞ、うどん!!気をつけろ!!」
ち、ちがう、痛いんだって。
うどんは出ないですよ。
その動作を何回やったのだろうか?
5〜6回やったと思う。
辛い、本当に辛い。もうやだ。早く内視鏡を抜いてくれ〜
「じゃ、このまま胃の方もいってみよう。」
さらに内視鏡を突っ込まれる。
その間、ずっと無意味な飲み込み作業を繰り返し無意識に行われる。
本当に辛い。
その間、先生は楽しそうだ。
「さあ、胃に到着!!おっ!!うどんだ、うどん!!」
先生、うどんを見て大喜びか?
確かにモニタには、消化中のうどんが映し出されている。
「あががががが...おご!!」(おお、うどんだ、おご!!)
「ん?吐くか?」
いや、吐きはしませんよ。
先生、本当に楽しそうだ。
「さあ、最後の最後、十二指腸だ!!」
ここまでくると、痛いとか辛いとかそんなもんじゃない。
それをすべて感じ、プラス気持ち悪さが気分を損なう。
「おおおおえええ、おおおおえええ!!」(もういい、もういい)
手を振りながら、必死に訴えるが、先生見てみぬ振り。
「やっぱ、胃は大丈夫そうだな。」
「じゃ、抜くぞ!!」
た、助かった...
モニタの景色は、広い胃を後にし、食道を後ずさっていく。
その途中、先ほど通ってきたときにあった炎症の箇所に到着。
「サンプル、もう一つ採取!!」
「おごっ!!」
最後の最後まで、辛い思いをさせられた。
そして、内視鏡が抜ける瞬間!!
「おい、うどんに気をつけろ!!」
(またそれですか...しつこい!!)
そして、内視鏡が抜けた。
しかし、うどんは出てこなかった。
「ちっ!!」
なんだ、その舌打ちは!!
そして、検査は終わった。
結局、食道炎ということで、飲み薬をもらって帰ることにした。
最後に、
「原因はなんですか?」
と聞いたところ、
「なんか熱いもの食ったか、酒だろ?痛みが出てきた前の日にでも、酒のんだんだろ。」
「いや、軽く飲んだだけですよ。熱いといえば、ケンタッキーフライドチキンかな?」
「そんなわけ無いだろ!!そんなんで、あんな炎症は起きない。油でも飲まなきゃな。」
「なに飲んだ?ウイスキーか?ウオッカか?日本酒か?」
「サ、サワーをちょっと...」
「サワーでこんなんなるか!!相当度が強くなけりゃ、こんなにはならんぞ!!」
(もう、隠し通すことは無理か...)
「すいません。割るものが無かったので、焼酎をロックで...ジョッキ1杯ほど飲みました...」(酒飲まなけりゃ、やってられなかったときなので...)
「そら、みろ。かくしたって無駄なんだから、はじめから正直に言いなさい。」
教訓。
医者には、正直に答えましょう。
その後、炭酸が切れた後は、かあちゃんが飲ませてくれなくなったことは、いうまでもない。
2005/06/23(Thu) 23:26:13 | 日記