「大腸憩室炎」再来
2016/12/10
2016/12/2(金)
普通に「人間ドック」を受け、何も問題無いことを確認し、午後はスポーツジムにでも行こうと計画していた。
そう、とても軽い気持ちだった。。。
2016/12/1(木)夜
「人間ドック」前日ということもあり、残業もそこそこに現場を後にする。
21:00までに軽い食事をしないと絶食になるため、新宿の蕎麦屋で「もり蕎麦(かき揚げ付)」を頂いた。
この店、生ビール(150円)も置いてあるので、一緒に注文。
「人間ドック」前に飲酒?と思うだろうが、いつもの食生活でなければ検査も意味がないというポリシーの元、毎年恒例の軽く飲みも入れての軽食だった。
その時、既に「便」が出ておらず、いつもと違う体調を察していればよかったが、軽食を食べなければという思いが先に立って体調の異変は考慮してなかった。
その夜・・・21:00過ぎ
突然痛みが走る。かなりの激痛。
この痛みは「便秘」の酷いやつだろう。よくあるので早めに寝てしまえば大丈夫。
かつ、明日は「人間ドック」。
下剤ももらえるから、明日まで我慢すれば無問題!
そう言い聞かせていたが、、、熱は跳ね上がり腹痛で寝られない。
家内に「アレじゃないの?」と13年前の病気の話をされたが、そのときは便秘としか考えていなかった。
何処かに「逃げ」の気持ちもあったのだろう・・・
2016/12/2(金)朝
いつの間にか寝ていたようだ。
気が付き時計を見ると・・・7:30過ぎ。
「人間ドック」を受けるためには完全に遅刻!
この日受けなければ、受け直しは効かない。会社休んだ意味が無い!
その思いから、昨晩の痛みを気にせず、速攻で着替えて外に出る。
クリニックに遅刻を話すと、問題無く受けられる時間に着くので対応いただけるとのこと。
ホッとしながら電車に乗車。
一瞬の気の緩みで、昨晩の痛みを思い出す。
まだ痛みは消えていない。
なんて強い便秘だとしか思わず、冷や汗を垂らしながら埼京線の大混雑を我慢する。
ギリギリクリニックに着くと、なんとか受付て貰った。
今朝の体温を聞かれたが「平熱です」といつもの通りに答える。
この時、図っていないと正直に話しして図るべきだった。
既に腹に痛さはかなりのものだった。
順調に検査を進め、最後のバリウム検査。
検査終了後、今日は便秘気味でというと、多めの下剤を頂き、申し訳ないが、少し多めに服用した。
その30分後・・・
いつまでたっても痛みは消えない。
そればかりか、いつもは軽く出る「便」も出ない。
1時間後・・・
まだダメだ。。。
そうだ、昼飯を食えば大丈夫だろうと、用意されている食事コーナーへ。
目の前に出される食事。
食べる気がしない。
しかし、食べなきゃ出ないと無理に押し込む。
2口3口、頂いたろうか?
限界で、その場を後にする。
エレベーターの中。。。限界突破。
もう立っていられず。。。
受付で休ませてもらえるようにお願いした。
ベットに案内され横になる。
念のために、熱と血圧を測ると言われ、大人しく図って結果。。。
熱:38.5
血圧:160/110(通常:100/60程度)
完全に上がっている。
看護婦さん、ビックリして院長に連絡。
暫くすると、院長がやって来る。
「血液検査の結果見たんだけど、白血球が異常値示してるよ。これ、虫垂炎か前にやった大腸憩室炎かもしれないね。」
それを聞いて、完全に観念した。
前日の経緯を院長に全て告白。
院長、優しく言ってくれた。
「バリウムは、この手の病気持ってる人は飲んではダメだね。次回からは内視鏡にしましょう。そして、来たときに青い顔をしていたのを何人か見ていたそうだ。こちらも見抜けなくて申し訳ない。」
そう言って、紹介状を書くので大きい病院で見てもらうように話された。
本当は近場の病院に運んでもらった方がよいとのことだったが、確実に入院コースなので家族が通いやすい前に入院した病院まで電車で移動することに。
途中、破裂する恐れもあるので、本当に注意して移動し自力で無理になった場合は駅員さんにすぐに事情を説明するように警告され移動開始。
この1時間が今回一番辛かった。
今まで何気なく見てきた「手すり」「エレベーター」「バリアフリー」のありがたみを初めて知った。
そして、外傷無く、本当に座りたい人の気持も・・・
でも、外傷ない場合は何も言えない、その辛さ。。。
いろんな新しい体験をしながら、何とか病院に到着。
そして、大きい病院得意の待たされる苦痛時間を得て、やっと診察。
再度検査して結果は・・・即入院。
そのまま入院となりました。
なお、バリウムが詰まっているため、残念ながらどこが炎症起こしているかレントゲンには映らず。
ただ、破裂して体内にバリウムが漏れたのは確認されなかったため、抗生剤で対応することに。
そして、今日でちょうど1週間。
なんとか体調を取り戻し、退院となりました。
体調の痛みは、ちゃんと周りに報告し、専門の方に見てもらうべきです。
早いうちに手を打たず、勝手に行動すると、こういう目にあいますよという記事でした。
かなりの反省を残しつつ、次の記事で「高額医療非限度額」についての落とし穴を記事としてアップします。
こちらも、調べて見てビックリというか、よく出来てると思いました。
知ってないと「損」なことなので、詳細知らない人は見てください。